釣り、仕掛け、魚に関する豆知識@研究室
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今回の豆知識は 知ってると超便利【天然アユと養殖アユの超簡単見分け方】についての研究レポートです!
*誰でも簡単に見分けれます。 *注意簡単すぎです。
いままでの天然アユと養殖アユの見分け方と言えば、
麟の数を数えたり、鱗の大きさを見る、顔つきが違う、顔が小顔、尾ヒレの形を見る、養殖アユはコケを食べてないので天然アユに比べて唇?の発達が悪い、腸の量が違う、食した時味が違うなど様々な見分け方がありました。
でも、どれもアユにすごく詳しい人や、魚屋さんなどでないと判断は難しいです。どれもなんとなくしか判断できません。
実際天然と養殖を見分けるのが必要な時とは?
1.釣りの最中に買ったオトリと釣った天然を付け替える時。(養殖アユは縄張り意識が弱いので他のアユの縄張りに入らない事もある。)
2.釣ったアユをお客さんにご馳走する時、天然物をご馳走したい。
3.料亭などで食べる時に見分ける。(料亭で養殖だと解れば、ショックなのでこの場合は見分けないほうが無難かもしれない。)
●超簡単見分け方
まず、アユの頭を真下から見ます。そして今回見分けるのに矢印の小さな点を見ます。孔(下顎側線孔)といいます。
1.天然は孔が4対4。
2.養殖(人工産)ではこの孔の数が少ない。(例 4対3や2対3など。)
3.位置関係も左右非対称で不揃いになっている。
*きれいに4対4でない場合はまず天然ではないでしょう。でも100%ではないですよ。DNA分析と耳石のストロンチューム分布測定をすれば正確な区別が可能です。
「下顎側線孔数が4対あるか、無いか、左右の孔の位置が対称になっているか」これなら釣人が川で見分けられる。 例えば塩焼きで焼いてからでも食べる前に見分けることも可能です。
「写真 & 情報参考は 岡山県水産試験場 水試だよリ」
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